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カナダ 中国人権のフォーラム

2010年05月08日

【新唐人2010年5月7日付ニュース】5月5日、カナダの国会で、中国人の人権と司法をテーマにしたフォーラムが開かれました。国会議員、上院議員、NGOの代表など80名余りが出席。カナダ・オタワからの報道をどうぞ。

今回のフォーラムの発起人はカナダ国会の副議長、スコット・レイド氏、前司法大臣のアーウィン・コトラー氏、そして国会議員のウェイン・マーストン氏とジーン・ドリオン氏です。
 
フォーラムでまず発言したのは、法輪大法協会の代表、何立志(か りつじ)さん。かつて中国で、法輪功迫害を知らせる手紙を書いたため、3年半の有罪になり、彼の弁護士すら資格を失いました。
 
カナダ政府の元高官、デービッド・キルガー氏は、高智晟弁護士と法輪功迫害のほか、2007年のUPIの世論調査にも触れました。
 
カナダ政府・元高官 デービッド・キルガー
「人権と公正な司法を求める声は中国全土で1000にも上ります。2007年UPI通信社の調査では、79%のアメリカ人は中国人に好意を持つものの、87%のアメリカ人は中国当局に不満を持っています。カナダなど他の法治国家も同様です」
 
カナダの有名な弁護士、クリフ・アンスレイ氏は、かつて外国企業の代表として中国で14年も働いていました。彼は「夢と現実」とのテーマで、中国の司法の真相を明かします。
 
カナダの著名弁護士 クリフ・アンスレイ
「中国で裁判を決めるのは当局であり裁判官ではない。中国ではいかなる法律も共産党を制約しない。人々は当局の不法行為に無力なのである」
 
中国への投資・貿易を望む人に、同氏は警告を発します。
カナダの著名弁護士 クリフ・アンスレイ
「まず意識すべき点は資産が一旦中国に入ったら、公正な法律の保護は全く受けられなくなること」
 
新唐人記者がカナダ・オタワからお送りしました。
 

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